タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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タイ国内旅行 20 チャイニャート行 ㉖

 おもちゃのような橋ですが、つくづく見ると立派な橋です。橋長60m。
 鉄骨が一杯見えますが、橋を形作る一番の部材は小さなトラスで組まれた部材です。
 橋桁を吊り上げる斜張部材は角パイプです。
 橋脚は、コンクリート製電柱を用いているようです。

 板材の幅、150㎜とすれば全幅750㎜、200㎜で1m。次回からスケールを持ち歩こうと思っています。3m尺であれば、計測を繰り返せば20mくらいまでは測れるでしょうし。橋の規模は橋脚と橋脚の間の距離、支間で決まります。支間の長さは一番重要な要素なので。
 板に雨粒が落ちていますが、この日はこの橋が降り始め、ほぼ終日、小雨が降っていました。

 橋の下、草原のように見えますが、同じ川、Noi川です。
 中路橋のように見えます。

 橋面に防護柵がありますが、本体のトラスとほぼ同じ程度の骨組みで組まれているため、橋の一部としても寄与しているものと思われます。
 橋面下のトラスには、鉛直材が防護柵より細かく配置されています。
 また捩じり防止の✖部材も横断方向にこまめに配置されていますが、ちょっと配置し過ぎでは?とも。
 下弦材と同じ平面で、下弦材同士をはしご状につなぐ横繋ぎ材が見えます。
 さらに支点下には、「自てい式方杖」とでも呼べる部材が配置されています。
 、、、全体的に見て、こんなに一杯補強する必要があるのか?と思えるほどの部材配置です。 

 橋面は縞鋼板です。橋の面を歩いている限り、複雑な橋の構造は見えませんし、気楽なものですね。

(参考) これは先日旅した「アユタヤ県行」で見た橋です。
これも中路橋のように見える橋です。前記の橋と橋面下のトラスはほぼ同じ規模のように見えます。これも人道橋ですが、橋脚間は30m近く飛んでいます。

ざっくり見て幅員は同じ程度ですね。