タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国内旅行 27 北部低地 ⑩

シーサッチャナライ歴史公園で鳥を見てから、今日のバイク旅。
出て20分ほどでHat Siaoという街のカオマンガイ屋で朝食。


ここの町もいわゆる「中国人が作った町」です。つらつら考えるに、タイに「タイ人が作った町」なんてあるのだろうか?という自問自答。


 街って、人が単に集まるだけではなく、経済活動があって、商品が集散する場所だと思うわけです。お金を持っている人、商品を流通できる人、、、それは中国人なわけです。


 例えば、アイヌの人が住んでいた蝦夷地に、和人が進出して交易を行ったわけですが、アイヌの持つ毛皮とかは、アイヌがもっていても商品価値はありませんが、それを米とか酒とかと交換したのが和人だったわけです。


 同様に食べるだけのコメを確保してしまえば、あとは他に売って何か価値のあるものと交換したいわけですが、中国人たちがやってきて米を買い取ったり、余った金(かね)を金に交換してくれたり、、、と、またそれぞれのコネクションを生かして、時計屋、金物屋、機械販売、、、そういったものを街の中で開いたのも中国人でした。


 多分、今から100年前、150年前、国境などというものはそれほど意味はなく、商売ができると移住してきた中国人が多かったのでしょう、、、そしてそういう人たちが、今でもタイの地方都市に連綿と暮らしているわけです。


 このカオマンガイ屋にはその末裔らしき人たちで賑わっていました。

 これで35バーツ。まずまず標準的なカオマンガイでした。

ここで国道11号、アジアハイウェイ13号とはお別れ。
 昨年、孔雀を見に行くためにパヤオ県に行きました。その際、南のプレー県デンチャイまで回り込んでチェンマイに戻りました。
 ここからデンチャイまで51㎞、1時間ほどの距離。


 タイ全土をバイクで走っているわけですが、こんな感じで、タイ各地を塗りつぶしているような気がします。今回はここまで、次回は反対側からここに来よう、、、みたいに。 

 この日はスコータイ県からウッタラディット県までのバイク旅。単純移動だと2時間ほどで移動完了ですが、山奥に廻りこみ2橋の吊り橋を見る予定。午後3時過ぎに宿到着予定。


 アスファルト路面に「白い粉」が撒かれています、、、多分、凍結防止剤、塩化カルシウムかと思われます。


 熱帯のタイで路面凍結??と思われる方もいるかもしれませんが、今年の冬はずいぶんと冷え込んだらしく、ウッタラディエットの山間部では「路面凍結するから注意」というSNSが何度か流れました。、、、多分その名残なのでしょう。

 流れる川はナーン川。水量が随分とあります。
 この上流にシリキットダムという巨大ダムがあります。湖面面積はタイ最大。
 ちなみにターク県にあるプミポンダムは発電量最大。
 プミポン国王は先代の王様、シリキット王妃は奥さんです。
 バンコクの水源チャオプラヤ川は現在、渇水でタイランド湾から塩水が浸入して塩辛い水道水になっているとのこと。放水量を増やしているのかもしれません。