タイ国内旅行 27 北部低地 ㉜
สะพานหิรัญนฤมิต(ヒランナルミット橋) ナーン川に架かる斜張橋
橋長100m、主塔間距離50m
昨年3月からの再訪。
見た目主塔がボリューミーですが、高々支間50mの橋にいろいろな点で面倒なことをやっている橋です。全体的に手間と金を惜しみなく使っている感じ橋ではあります。
どうもこの黄緑色がね、、、
Googleマップから借用した写真によれば、前は濃い緑だったようです。
こっちの方がしっとりしていて好きですし、スリット上に入れている金色の効果がよく出ていると思います。ただタイ人の感覚だと渋すぎる色合いなのかな。
桁の色が退色しているのか、くすんでいます。当初の色は何色だったのか判然としません。赤だとすると退色しやすいので塗装系を変えないとすぐこうなっちゃうんですよね。
埴輪の兵士を思い浮かべるフォルム。桁は後述しますが、鋼製パイプで軽量感がありそれなりの努力賞なのですが、主塔がこれだけ重いイメージだと何とかならないのかと。
桁側定着。桁取付部に補強板が3枚入っているのが見えます。この辺り水が溜まりそうなところですが、白い何等かで埋めて水が溜まらないようにしていることが見て取れます。
桁はパイプを組み合わせて逆台形を作っています。工場で溶接で組んで現場ではボルトで継いでいます。
ハトの糞等で白くなっていますが、パイプ部材は全体的に赤色が抜けて白っぽくなっています。安い塗料を使っているためでしょう。
主塔と桁の取合部です。パイプ部材をコンクリート構造の上に載せ、バンドで固定し、コンクリートで埋めています、、、随分と雑な取り付けかたです。
訪問した時は春節中で、入り口にアーケードが出来ていました。
これだけの手間とお金をかけても、自動車は通さない、、、もったいない感じがします。乗用車なり荷重制限したピックアップトラック程度は通れるような感じです、、、もちろん、すれ違いはできませんが。
ちょうど昼下がりの時間帯なので誰も渡っていませんが、前回訪問時は昼前であり、この橋のたもとには大きな市場があるため、バイク等が多く往来していました。
サパン、ヒランナルミット 2552年(西暦2009年)建設
ヒランランルミットは辞書を検索しても出てきません、、、仏教のありがたい言葉なのでしょう。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。