時計修理②
ついこの間、ベルトの蝶番を止めている芯棒が外れ落ち、切れてしまった時計バンドを修理したところではあります。この時は芯棒代、40バーツ。
それから間もなく、今度は留め金の凸部品が抜け落ちました。
写真下側に旧部品が並べ置かれていますが、左端に丸く黒く穴が開いています。
この穴には、ちょうどキノコのように先端が広がった丸い棒が刺さっていて、留め金のバネの両脇を押すと噛み口が開き、キノコの頭がこれに引っかかる構造になっています。
キノコの棒は高々3mmくらいの部品ですが、これがないと、留め金が掛からず、バンドが閉まりません。
前回と同じ修理屋での修理。ちなみに、壁の向こう側は新品の時計を売る時計屋になっています。「セイコー5」の懐かしい看板も付いています、、、netで調べると、1960~70年代のものとか、、、中学生になった時、セイコー5を買ってもらった記憶がうっすらあります。
結局、新品バンドから部品を外し、入れ替えることに。
今のバンドはチタン製で、店にはステンレス製しかなかったため、折り曲げて隠れる部品はステンレスの新材、表面に出る部品は今までの部品を使うことで意見がまとまり、待つこと20分、無事補修完了。500バーツ。
これで人間らしい生活が送れます。
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