象は鼻が長い
象は鼻が長い
私はウナギだ
こんにゃくは太らない
最初の文章、主語は何?と問われると、象なのか、鼻なのか。仮に鼻が主語だとすると、象は主語でもないのにどうして「は」を使うのか?
二番目の文章、「私」が主語であるはずはない。私=ウナギではないから。
三番目の文章、「こんにゃく」が太るわけでもない。
いずれの文章も、主語とは考えられないものに、主語に付く「は」があるので、冷静に考えると??だけど、日本人であれば、間違えるはずのない、明確な日本語になっています。
日本語文法は、明治以降、「文法」というものが欧米から輸入され、英語文法をベースに、日本語を分析して、当てはめてできたものであり、欧米語にあるのだから、日本語にも主語があるのだろう、、、と「仮定」して出来上がったものなので、実際の日本語文章で当てはめようとすると、齟齬が生じるとして、日本語には日本語独自の文法体系を作り上げるべき、、、とした三上章という人の文法論を動画にしたものが、以下のリンク先。
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