バンコク市民90%が1回接種済み
Nearly 90% of Bangkok residents get first jab
現時点でバンコク市民のほぼ90%がワクチン接種1回目が完了したという記事。
これに近い記事については過去からも報道されており、順次%が上昇してきて、現時点では90%とのこと。
ただし、2回目のワクチンが完了している者は依然27%ということで、タイでのワクチンの使い方として、「1回打っておけば重症化は避けられる」という考えに基づいていています。また最初に接種されているワクチンはアストラゼネカで、このワクチンは1回目と2回目の間隔が比較的長くとれるというワクチンであり、「とりあえず1回打つ」という施策に向いているようです。
タイ政府としては、タイに住む人はタイ人も外国人もワクチン接種では変わらないとしていますが、接種事業の最初はタイ人IDを持っている人であるとか、社会保険番号保持者(タイに納税している人)などの手続き上のハードルがあり、外国人への接種は遅れていました。
今朝の英人リチャードの投稿記事。アンケートですが「I`ve had at least one jab(一回は打っている)」人が81.6%。トライしてもまだ打てていない人が10%。
90と80なので、外国人の接種もまあまあ追いついてきたかな?という感じではあります。
またタイ在住日本人の今日の投稿では、6月に1回目を接種した人に、2回目接種のお知らせが来た、、、というものがあり、順次、2回目接種も進んでいるようではあります。
ワクチン供給については、首都バンコクが優先され、これは首都であるということ以上に、蔓延地帯であるということからだと思いますが、その他の地域は遅れている状況です。
地方別のワクチン接種率の値は報道されませんが、例えば、10月にワクチン接種70%を達成させて海外客を呼び込みたいというフアヒンでは、1週間ほど前の情報で接種率37%という値でした。
パタヤのあるチョンブリ県は濃い赤指定県で、ワクチンは優先的に配布される政府の方針ではありますが、報道を見る限りワクチン接種が進んでいる状況ではなさそうです。
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