フアヒンの有名レストランでは、従業員にシノファームワクチンを2回接種させていました。

　タイ政府の方針として、レストランの従業員にワクチン接種を求めている一方で、アストラゼネカやシノバックは政府のコントロール下にあり、年齢制限や業種での制約があって接種が進んでいません。
　お金に余裕のある事業者（あるいは地域）はシノファームワクチンを輸入業者から購入してレストランスタッフ等接客業従業員に接種しています。シノファームは半官半民の組織が所管しており、金さえ出せばワクチンを購入できるからです。

　そういった有名レストランで、シノファーム2回接種したスタッフが12名、集団感染したとのこと。記事では9/15以降、レストランを利用した人に対して注意喚起しているとのこと。

　フアヒンも、そしてパタヤもそうですが、早期に海外開放を目指している地域では、政府のワクチン供給計画を待っていても接種率上昇は遅々たるものなので、独自予算で有料購入できるシノファームを大量に購入して、ワクチン接種率を上げようとしている状況にあります。フアヒンで起きたことはパタヤでも起きうる､､､ということですね。