タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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大母音推移

 薄い記憶のかなたですが、ローマ字を小学校で習い、中学で英語を習った際、なんで英語はローマ字表記になっていないのか、疑問でした。


 NAMEはナーメではなくネイムと発音しなければなりません。
 中学初頭の段階では英語で名前はネイムということは知っていましたが、ネイムと発音するのに、ナメと書かなければならない、、、でもまあこれは名前(なまえ)との関連で覚えればいいか、、、と。


 TIMEも時間はタイムということは理解していたわけですが、綴りはチメ。
 この発音と綴りのずれはずっと頭の中に残り、ちょっと長い単語だと、例えばinterestingであれば、インテレスチングとローマ字読みして綴りを覚えるなど、苦労していました。


 私自身、英語学みたいな講義は受けていないので、英語の歴史を学んだことがありません。
 今回、「大母音推移」なるものが14世紀~15世紀ごろにあり、それまでほぼ綴り通り発音していた英語で、綴りと発音がずれる現象が起きたということを知りました。

 かつては、homeはホーメ、foolはフォールと発音されていたようです。

以上引用はWikiより。


 この綴りと発音のずれは、英語と兄弟語のドイツ語や、ラテン語系のイタリア語などヨーロッパ各国の言語でも、発生したようです。


 原因は実のところよくわかっていないようですが、言語学ではこのような現象をドリフトと呼んでいて、各言語は共通のドリフトに従って変化していくとしているようです。