熱平衡化の有無を決める一般的な方法はない
リーマン予想と関係してる?熱平衡化の決定不能性【学術対談】 - YouTube
Youtubeに投稿されて以来、4回視聴して、何となく流れみたいなことが分かった動画。
「理解した」わけでは毛頭なく、出てくる物理や数学の用語が繋がったという程度。
熱平衡の簡単なモデルは上記図の左上の図。暖かい水と冷たい水が入った水槽の仕切りを取ると、時間の経過とともに両者の温度は漸近し、ある一定の温度になるというもの。
ところが、温度差とか物質の特徴とかで熱平衡値より高めの温度で平衡状態に至らない場合があるようですが、それを一般的に条件づけることはできない、というもの。
本件については8/24に出された学習院大学からのプレスリリースで論文の存在を知ったところではあります。
【研究成果・プレスリリース】熱平衡化の問題は、一般的な形では解決不可能な問題であることを証明 | 学習院大学
上記論文の概要を読んだ時、表題は理解できても論文で証明した内容の流れすら理解できませんでした。今回、上掲動画を4回視聴するなかで、下記の用語をいろいろ勉強した次第。
++ 理論計算機科学(コンピュータが原理的に何が出来るかの数学的証明を行う学問)
++ 物質の状態を表すハミルトニアン
++ スペクトルギャップ問題
++ チューリングの「停止性問題」
++ 組合わせ最適化問題
++ ゴールドバッハ予想(6以上の全ての偶数は、二つの奇素数の和で表すことができる)
++ リーマン予想(リーマン関数の零点が負の偶数と実部が 1/2 の複素数に限られる)
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