タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

信号無視、捕まえてみれば坊主

 タイ東北部、ムクダハン県でのこと。
 信号無視の車を警察が20㎞に渡って追跡、つかまえてみれば坊主。
 坊主はベロンベロンに酔っており、罵声を喚き散らして警察をてこずらせたようです。


 車内からは覚せい剤吸引器と覚せい剤も。


 この僧侶、以前、宝くじ番号を当てたとニュースになった坊主だそうです。
 しかし、当時から言動が怪しく、属していた寺院からは追放されていたそうです、、、


 もともと寺院という組織は、出家して仏道に励む人たちが自主的に集まって、規律(=戒
律)を決めて、他人の修行の邪魔にならないように気を使いながら、集住する場所。


 だから、変に目立つ、、、例えば「宝くじの番号を当てた」などと騒がれるようなことを言
い出す人物は、寺にとっては厄介者なわけです。
 ただそれで信者が集まり、寺に幾分かの喜捨が集まれば、寺も黙って見逃す場合もあるの
でしょうけど、当時から飲酒とか、薬物摂取があったのでしょうね、、、


 ということで寺を追い出されたわけですが、宝くじ番号を当てる霊験ある僧侶という触れ込みで、田舎の寺に入り込むこともまた、容易なのでしょう、、、
 僧侶は運転は出来ないので、寺男名義で自動車を所有し、必要に応じて寺男に運転させて
街に出るのが一般的ですが、今回は飲酒泥酔して、自らが運転してたようです。


 酒を飲むこと自体、強制還俗の理由にはなれ、大きな処罰はないのでしょうが、覚せい剤となると通常だと刑務所が待っていることになります。