タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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ネット上での音楽著作権

 将棋界に、「詰将棋カラオケ」という変な番組があり、プロ棋士がカラオケを歌いながら
詰将棋を解くというものです。


 歌唱に重点を置くか、詰将棋に重点を置くのかですが、幾ら熱唱しても詰将棋を解けなけ
ればダメなわけで、例えば間奏の長い曲を選んで、歌は十分に歌い、間奏の間で詰将棋を
考えるなどという技があるようです。


 佐藤七段は、将棋の駒である「桂」が動くと、被っているカツラを飛ばすという芸を
披露する棋士です。


 上記は、その佐藤七段が歌った歌唱部分を、著作権の都合で音声をカットして、
無音で録画が公開され、3.5分間の無音の中で、カツラが飛ぶ、というお知らせです。


 ここで分からなかったのが、生放送は著作権の問題がなく、録画公開以降は著作権の問題
があるということでした。


 佐藤七段はディズニーの映画音楽を歌ったようですが、
① 生演奏とか生配信の場合と、② 録音/録画の場合の著作権の取り扱いが異なるようです。


① 生配信の著作権の扱いとして、日本ではJASRACに使用料を払えばそれでOK。
 ディズニー側に拒否権はない。


② 営利目的で録画を公開する場合、ディズニーと直接交渉して言い値で許諾を得る必要が
 あり、ディズニー側に拒否権がある。


 今回は、②に当たるわけですが、著作権に厳しいディズニーの場合だと、オファーから
許諾まで数ヶ月かかるのはよくあること、だそうです。
 特に今回は、カツラが飛ぶというちょっとおふざけが過ぎた場面なので、拒絶される場合
もありそうで、ニコ生としては、公開を延ばせいないので音声カットで公開したようです。