昨晩の電視観望
昼間久しぶりの青空なので、望遠鏡のセッティングがしたくてうずうず。
(写真は、水平器アプリで架台の水平を出しているところ)
昼間のうちに出来ることは三脚の水平出し。
望遠鏡の自動追尾のアライメントには2つの要素があって、
・架台の水平確保
・初期設定時に鏡筒を真北に向ける
実際に必要なのは架台の水平を確保することだけと、言えます。
というのも、架台に通電してアライメント補正をする際に、二つの明るい星で架台に方向を覚え込ませます。
最初の星を導入する際に、架台は最初の設定が正しいことを前提に、自動導入で視野中心に星を入れるわけですが、真北に向いていないと望遠鏡視野に入らず、ちょっと手間取ります。具体には対象の星が視野に入るよう手動で調整する必要があります。
ここで最初の星を視野中心に入れてしまえば、架台が水平な限り、2つ目の星はほぼ視野の中に入っていきますので微調整だけで中心に入れることができます。
星は座標を持っているので、二つの星で位置(アライメント)調整をすれば、それ以降、スマホ画面で見たい天体を指示すれば、ほぼ自動的に望遠鏡視野内に入ってきます。
昨晩は、こいぬ座のプロキオンとふたご座のカストルでアライメント調整しました。
雲があり、見えているのが西の空、冬の星座のある辺りだけ。
通常ピントリングは固定しているのですが、昨晩は固定していなかったため、ピントが
ずれてしまい、ピント合わせにちょうど良い遠くのものが、真っ暗な中でなかなか視野に
入れることが出来ず、苦労しました。
やっと準備が出来た中、午後8時だとオリオン座はもう水平線に隠れる位なので、
雲の合間で見えるはずの、かに座プレセペ星団(メシエ44)を自動導入。
ホワイトバランスを微調整しっつ、浮かび上がらせたプレセペ星団です。
まだ試験運用段階ですけども、これで10.8等星程度までは写っています。
プレセペを見た段階で、全面の曇り空。
架台の電源を入れたまま、いつ再開してもいい形で一時撤収。
午後10時、完全撤収、、、朝5時半起床なので眠たいです。
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