タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

双眼鏡自作架台の作成 ①

 鳥用双眼鏡Nikon10×70SPは、本体重量が2.1㎏。
 いつも鳥用望遠レンズを持ち歩いていますが、この重さが2.2㎏。実際にはカメラ本体650gが加わって、およそ2.8㎏。これを目の位置で構えて持つことは大変な作業です。
 双眼鏡は望遠レンズよりは軽そうですが、ずっと持ち続けられるかというと甚だ疑問。


 一時帰国前に、口径70㎜サイズの星用双眼鏡を購入しようと思いたち、では購入した
ほかの皆さんはどんな双眼鏡架台を使っているのだろうと、様々、検索を掛けました。
 結局、多くの方が、望遠鏡の架台を流用しているようで、私も最軽量の望遠鏡架台を
購入して、タイに持ち帰りました。


 では手持ち出来ないのか?と、実際に持ってみましたが、持てはしますが手振れもあり、
腕も疲れと、やはり架台を購入したのは正解だったかなと。
 ただ、観測に邪魔になるバルコニー天井を見上げた時、「これを利用できないか?」と。


 そして作ったのが下記写真の吊り下げ式架台。
 HomeProで購入した雑多な材料を組合わせた双眼鏡自作架台。


 実はこれをとまとめている段階で、次の発想が思い浮かんでしまったため、
表題に①と付けています。

 バルコニーの天井に金具を取り付け、針金を2条下げて、最終的に双眼鏡を吊り下げると
いうもの。針金2条はフェールセーフ。非常にシンプルではあります。
 天文界隈でこの写真を発表すると意外に大うけ。あるようで今までになかった形式だと。


 暗い中、三脚の足に引掛け、望遠鏡が倒れたり壊れたりする場合が多く、これはそういうことがないねとも。

 これは針金の途中につけた「ラックピニオン形式」の長さ調整装置。
 双眼鏡を目の高さで合わせても、双眼鏡の仰角を上に向けると見口が下がります。
 膝等をかがめないとダメなのですが、これを使うと吊長さが短くなるので調整でき、体へ
の負担が減ります。