木星・土星を撮る
これは前回、満月の日に撮影した月の写真。
視直径で33分ほど。なお視直径は度、分、秒で表現します。
1680㎜の鳥用望遠で撮影したもので、私のパソコン画面上では144㎜になっています。
この1680㎜で各惑星を撮影すると、画面上では木星が3.3㎜、土星は1.3㎜になります。
Sony鳥用カメラだと倍の3360㎜までズーム倍率を上げることができるので、
木星はこの画面上だと6.6㎜、土星は2.6㎜の大きさになります。
なお土星だと輪があるので、輪の外形だと5.9㎜程度の大きさまでになります。
5-6㎜の大きさなら画面上でそこそこの大きさですが、月に比べると暗いのでどんな感じ
に写せるかは???
実のところ、条件さえよければ、前回の一時帰国で購入したΦ127㎜-1500㎜の屈折反射式
望遠鏡を使って電視観望するのが、惑星観望としては一番簡単です。
6月に持ち帰ってから1度だけ、この機材で電視観望を試みました。
あいにくの曇り空で途中で断念となりましたが、この時には土星の輪がちゃんと見えた
ので、これを使って惑星を観る/撮るが実績的にも確実です。
ただ、これだとさすがに手持ち撮影は出来ず、三脚に据えるにしても、複数の星が見えて
架台のアライメントをキッチリと合わせられれば、導入も追尾もできるという条件付き。
ほぼ曇りばかりのパタヤの夜空だと、雲間から見えた時にカメラを向けて撮るくらいしか
できないのが、現状のパタヤではあります。
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