タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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老いと死の歴史

 日々、COTEN RADIOをYoutubeで視聴しています。
 今、連載されているのは「老いと死の歴史」

老いと死の歴史 〜地球に生きる人類の逃れられぬ宿命〜【COTEN RADIO #289 】 - YouTube
 ・原始から近世にかけて人間の平均寿命は確かに短かったが、これは幼児の死亡率が高かったことに起因していて、老齢人口が少なかったわけではない。ローマ時代最盛期、ローマでの60歳以上は6-8%。
・年齢と老いを繋ぎ合わせて考えるのは1950年ごろから。国の施策として老人対策を行う上で「〇歳以上は高齢者」という枠組みが出来ただけ。生きてきた年月と個々人の老いの関連性は薄い
・近代以前、年齢で老人を定義していない。体力的に仕事ができなくなるか否かで「老人」の扱いを受けていた。「働けない人」=老人的な感覚。
 ⇒若い人でも老いの症状が出ている人もいれば、70歳だ80歳だといっても老いを感じさせない人は多くいる。「年を取ったから老人ではない」
・老人を大切にする社会と姨捨的な社会。狩猟よりは農耕。体力より知恵の蓄積。合わせて富を蓄積できる社会。老人に意味がある社会で老人は大切にされる。
・老いてなお生きていられる野生動物は少ない。動物だとペットは老いられる、これは人間と共生しているから(老いの介護を人間から受けられる)
・アラサーだ、アラフォーだからというのは、認知バイアス。すなわち、国の一律化された施策に合わせて、自分の年齢で自分をカテゴリーに当てはめようとしているだけ。暦年齢で区分した方が便利だからというだけ。
・我々の社会は年齢以外で老年、老いを分類できていない。
・老いは人それぞれで、年齢で自分の老いの程度を決め、自分の生き方を制限するのはどうなの?