次は出国税
記事によれば、
タイ歳入局のWebサイトで、出国税として一人当たり1000バーツ(4千円)を徴収する可否についてのアンケートが実施されているとのこと。
徴税の内容は、
・タイ国民とタイに永住する外国人を対象
・飛行機での出国の場合1000バーツ/人、陸路海路での出国の場合500バーツ/人
徴税の目的は、タイ納税者が安易に海外旅行に出かけ出費しているため貿易赤字が生じていることから、出国時に税を課して政府に剰余な税収を生み出し、かつタイ納税者が海外で過度に支出するのを防ぐためとしています。
この提案は唐突に行われたようで、タイの旅行代理店協会は驚きかつ反発しているとのこと。仮に税を課すにしても高すぎるとも主張されており、その際の例として「日本にも出国税はあるが1人当たりわずか1000円、250バーツである」としています…
⇔ 日本は、国際観光旅客税。対象はほぼすべての旅行客。海外からの旅行客が帰国する際にも課税されています。
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私自身、タイ永住外国人ではないので、課税対象にはなりません。
ただし、いつも思うことは、「タイ人&永住者に対して」とした瞬間に、航空チケット販売時に合わせて徴税することは不可能なわけです。チケット販売会社が選別できませんので。
航空カウンターとか手荷物検査場前あたりの自動販売機で納税して、イミグレで領収書を示すみたいな新しいシステムが必要になるわけです。
現在、9月から徴税開始の入国税は、タイ人&タイ労働許可証所持の外国人は免税となりますが、この場合より出国税の徴収は簡単そうですが空港が混雑する原因にもなり、旅行者としては迷惑なお話です。
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