スターリンク衛星
ISS - Visible Passes
国際宇宙ステーションやハッブル宇宙望遠鏡など大型の人工天体については、夜空を移動するときに明るく輝くため、これらの天空の移動情報がインターネットで確認できます。
最近?、これにスターリンク衛星が加わったようです。
Starlink passes for all objects from a launch
スターリンク衛星は、アメリカのスペースX社が提供する衛星インターネット「スターリンク」の人工衛星のことです。衛星経由のインターネットを供給するための人工衛星で、日本では契約可能なようですが、タイではまだ加入できません、、、加入できたとして結構お高いようなので、利用しないと思いますが。
上記サイトで確認すると、先月5月1か月でタイで通過が観測できたのが計5回あったようです。
ツイッターを見ていると、「スターリンク見えました」のツイートがあります。
ISSの場合だとマイナス等級での通過が多く、実際、小さな火の玉が飛んでいるように見えます。
スターリンクの場合、上表の6/9通過だと4.6等星と星としては暗め、パタヤでは見えない程度のものです、、、実際に写真撮影されたものを見ると、多数の衛星が連なって見えるため、「飛行機でも飛んでいるのか」と見えるようです。
また、最初期のスターリンク衛星は明るく輝いため、星空を守れと主張する天文学者からのクレームがあり、現在の衛星は太陽からの反射光を抑える仕様になっているとか。
スターリンクに限らず、暗い場所で星を見ていると、結構な頻度で人工衛星が視野に入ってきます。オリオン座は人工衛星の通り道になっていて、M42など人工衛星で「汚れてしまった」ことが何度かあります。最後、現像段階で人工衛星は消せるようですが、天文界隈では邪魔者扱いではあります。


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