コンガーイ橋(顔を上に向けた橋)
一般の道路橋では仏僧に頼んで仏教教理上で縁起の良い名前にするようです。
タイ国鉄でどのように橋の名前を管理しているか不明です。
Googleマップではสะพานโค้งหงาย サパンコーンガーイ、コーンガーイ橋となっています。
サパンコーンはアーチ橋。ガーイの直訳は「仰向けに」という意味。
仰向けになったアーチ橋?
タイ国鉄での名称ではなく一般の鉄道オタクが付けた名前のように思います。
ちょうどチェンマイ発でバンコクに21時10分到着するローカル列車が通過
タイ国鉄北本線ですけれども、1日4往復の旅客車両が通ります
朝8時過ぎに到着したこともあり、陽の当たり方もあり全景が見える場所がありません
橋台側面の法面から撮るとこんな感じ。かろうじて桁全体が撮影できます。
最初見た写真では緑色に塗装した橋かと思いましたが、コケなんですね。
鋼材表面が常に湿潤状態になっているわけですし、何らかの有機化合物も発生しそうで、防錆上、よくないことですね。
今日、全く別に調べたタイ南部の鉄道橋も同様に苔むしていました。
近くに寄ると邪魔な木は無くなりますが、24㎜の広角にしても全景が入りません
なんか違和感がありますが、パノラマ写真化したもの。
魚眼レンズで撮影したらこんなもの?
手前側を見るとわかりますが、タイでは基本的にコンクリート枕木が使われています
橋の上では木製枕木の方が鋼桁に馴染むのか木製枕木が使われています
橋に直接関係ありませんが、ずい分と古い枕木が使われていて、長さも不ぞろい
橋にはコンクリートの橋と鋼(はがね)の橋がありますが、外側から見て構造がわかりやすいのは鋼の橋です。
力は釣り合うので部分部分の前後で構造が違うとなぜなの?と考えてしまうのは設計照査を仕事としていた昔の悪い癖
橋の真ん中、鋼板を折っていますが、水が溜まりそう。
昔の商売柄、こういうのが気になります。







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