BORG 沼
何かにどっぷりハマる意味という意味の「沼」。
沼にはまっている、、、何かに執りつかれている状況。
天体機材BORGの開発スタッフ自身が言うほど、BORGは「沼」であると天文界隈では思われています。
天体機材を買うと、次はこれ、その次はあれ、、、とどんどん買いたくなる。
BORGは一個2-3000円のものからあり、あまり抵抗がなくどんどん買い進め、気が付いた時には周りにBORG製品がいっぱい、、、BORG沼の誕生です。
拙宅にあるごく一部の接続リングです。
私の場合、BORGから直接製品を買うことはこれまでありませんでした。
それでも望遠鏡を揃えていくと写真のような接続リングが自然と増えてきます。
ほとんどが望遠鏡を購入すると付属品としてついてくるものです。
望遠鏡の場合、規格が統一されているようでバラバラなところもあり、同じような機能なのに径がちょっと違うというものがたくさんあります。
先日、ポチってしまった望遠鏡。口径Φ120㎜。
所有する望遠鏡で最も大口径でありながら、今までの最少径Φ40㎜よりお安い値段です。
安いにはいろいろ理由があって、第一がアクロマートレンズであること。
高級望遠鏡は前面レンズが3枚4枚、、、などあって、さらにフラットナーという特殊補正レンズを別途付けくわえて星の歪みを補正します。
この望遠鏡にはその機能が付加されていません。
ということで自分で付け加えることに。
このところ一日の多くの時間をかけて見直している補正機能の構成図。
上図だと左側に望遠鏡本体があります。
まず像面湾曲/コマ収差補正用のユニットを付けます。
この部分は先行事例があり、それをほぼ踏襲しています。
望遠鏡には赤い星雲を撮影するための天体カメラと、太陽面を観察できるアイピースを接続する予定で、現時点で取り付け方は計3種類。
これらをどう取り付けるかが考えるべきところ。
結局、左側のユニットの最終部品をBORG7505という製品に変え、2インチサイズの取付孔を終端に設けました。2インチサイズのホルダーが各社から用意されていて、一部手持ち機材を流用して、Φ31.7、Φ42、Φ48、Φ2インチの各パーツを挿入できるようになります。
BORGには様々な部品があるので、いろいろな取付け方ができますが、これにはあれ、あれにはそれと繋ぎ方がバラバラだと一々分解組立が出て来ます。そこで大バラシしなくても済むようにユニット化しています。
この図は、まだ少しの間、眺めていくつもりです。
実際、太陽観測用のアイピースは手元にないので、これでよいのかがわからず、組んでみて取りつかないということがありうるので、先人たちの事例を見ていき、より確実なものに仕上げていくつもりです、、、立派な沼に近づいています。


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