レモン彗星
レモン彗星についてネットで調べましたが、あまり詳しい情報がなくて、、、
アメリカのアリゾナ州にサンタカタリーナ山脈というものがあって、その主峰レモン山山頂に直径1.5mの反射望遠鏡があり、過去から精力的に彗星観測が行われているようです。
「レモン彗星」で検索すると2012年のレモン彗星がwiki(英語版)にあるようですが、2023年に発見されたレモン彗星 C/2023 H3については、アマチュアが各自のブログに観測結果を載せている程度のようです。
地球に最接近したのが11月10日のようで、パタヤは当然の如く雨季の雲の空で、見てみようという気もほとんどありませんでした。
【レモン彗星】ちょっとだけ眺めます。
昨夕、Youtubeに上記動画が投稿され、「ああ見えるんだ、、、」
調べるとわし座方向にあるとのことで、夕方だと拙宅から見える方向なので、じゃあ見ようかと。
機材は普段Φ203㎜などを載せているAM5赤道儀にΦ40㎜の小型望遠鏡を載せ、惑星用カメラで撮影しようというもの。
普段だと天体名称を検索して自動導入しますが、機材のアップデートを怠っているせいか、レモン彗星の公式名称C/2023 H3を入れても検索できません。
ちなみに冒頭のCはコメットの意味、2023年に発見されたという意味。
仕方ないので、まずはわし座方向に望遠鏡を向け、彗星に最も近いやぎ座α星をiPad上に映し出し、「カメラの画角で大体この辺り」という感じで望遠鏡の中心を動かすして導入できました。
画角中央に入れています。
中央の星は全く関係のない星で、ボアッとしているのが彗星です。
10秒露光20枚を重ね合わせたものです。
動きが非常に速く、30分ほどの短い観測時間で、ボアッとしている直径の3倍くらい動いていました。
ちなみにこちらはライブ観測中に機械が自動的に合成したもの
ノイズ除去していませんが、こちらの方がくっきり見えるので打ちのめされた感、、、
2枚の写真を比べると、彗星の移動がわかります



このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。