昨夕の月とレモン彗星
久々にSONYα1 24㎜F1.4で撮影したパタヤサインと月。
このレンズは暗い空で広い範囲の星を撮るために取得したものですが、なかなか出番がなくて、、、
鳥レンズで撮影した月。
何はともあれ、撮影が簡単なので月と言えばこのカメラとレンズを持ち出してしまいます
望遠鏡のアライメントを取るために手動導入した月。
この手動導入が大変な作業でしかも気温30度なので額は汗まみれ。
地球照を撮るために露出調整
FRA400+ASI533MCP+UVIRカットフィルタ 1枚撮り
レモン彗星(C/2023 H2)
FRA400+ASI533MCP+UVIRカットフィルタ 5秒40枚スタック合成
この1枚を撮影したのち、画角中心に寄せようと思っているうちに雲が出てきて成果品はこれ一枚
月で望遠鏡の位置決めをしたため、レモン彗星の近くにあるやぎ座のα星アルゲディはスムーズに導入。
その後、星図と見比べて大体この辺りとiPad上の星図を指で押して場所を指示し、プレビュー画面を見ると、ボアッと彗星が浮かび上がったのでそのままライブスタック。
この彗星の特徴である緑色が浮かび上がっています。
星図情報では11等級まで高度が落ちているはずですが、実視で8等級くらいの明るさを保っています。
昨晩まで使っていた長焦点のシュミットカセグレンに対して、今晩は焦点距離400㎜の屈折望遠鏡で、かつセンサーサイズの大きな画角の広い天体カメラなので、ストレス少。
また赤道儀で追尾していてもほとんどズレを感じません。
++++
気が付けば、この撮影機材は遠征用の機材です。
一番不安だった赤道儀の操作も難なくこなしています。
遠征用の鏡筒はこのΦ72㎜と赤い星雲用のΦ120㎜の予定ですが、
赤道儀は乾電池で駆動させますし、電源は冷却カメラ用だけなので軽量ポタ電でOK。
準備万端というほどではありませんが、まずは気軽に敷地内遠征を行いたいと思います。
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