カシオペア座回りの赤い星雲
拙宅からは南方向しか見えず、北極星周りは星空観望の死角になっています。
パタヤの北緯はおよそ13度でラン島の観望地でも北極星は樹木の陰に隠れていました。
観望地から北方向はパタヤあるいはレムチャパン工業港方向で光害のために白茶けていて無理くり撮った感があります。
カシオペア座は北極星を周回する星座で、午後7時ごろで仰角25度と低い位置にあり条件的はギリギリという状況。
寒季最終盤の5月くらいの明け方に北東の空に再度見えますが、これもギリギリ、、、多分タイからだと一番見えずらい星空エリアのように思えます。
FRA400+0.7RD+ASI533MCPro+OPTOLONG L-eXtremeフィルタ
1枚300秒✕6枚(総露光時間30分)、マイナス10℃ Gain360
StarAdventurer GTi赤道儀+ASIAIRmini制御
サイトロンジャパンオリジナル鏡筒+ASI120MMminiによるオートガイド
ASIDeepStack上でのスタック、ストレッチ調整のみ
パタヤ沖合10㎞のラン島(SQM20.45)
左下のモアッとした赤い雲はクワガタ星雲と呼ばれるエリアですが、どうもシャープさに欠けています。
写真で赤の強い小さなエリアが3つ見えますが、これはもうちょっと焦点距離の長い望遠鏡で拡大して見てみたいものです。
日本ではクワガタ星雲、英名だとLobster Claw(かにの爪)星雲。
クワガタのように見える上図だと大きな円のあたりをSh 2-157とする資料と、小さな円で囲んだ濃い赤のあたりだけをSh 2-157とする星図資料があります。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。