ロイターの記事ですが、タイ国内では選挙公約でもあったので、多分、法律化されるのだろうと受け止められています。

　タイの現政権は得票数で第2党であった政党を中心に、旧政権等を抱き込んで成立したものなのですが、選挙では第1党が大麻禁止を公約として国民に広く支持されたということもあり、淡々と規制強化が進められています。

　大麻の使用は当初から「医療目的」で「娯楽目的は✖」となっていたのですが、罰則まではなくて事実上、自由使用状態になっています。

　またもともと旧政権の第1党も大麻の全面解禁には積極的でなかったこともあり、ほぼ全党一致で規制を掛けるように動いています。
　「規制がなければ大麻は乱用される」と懸念している国民は多く、「大麻の誤った使用はタイの子どもに悪影響を与える」として娯楽目的の大麻使用を規制する方向。

　タイのことですから、これで大麻取締りが強化されるかといえばそうではないのでしょうが、例えば、営業時間を越えて営業していたバーに警察が立入り捜査をして、その際に観光客が大麻を吸っていたとなると、警察にしょっ引かれることになるのでしょうね。

　タイ関係の情報を見ていると、町の医院で診断書を貰えば大丈夫なんていう記事を見かけますが、そこまでして大麻って吸いたい？