タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

ビルマ帰り15名感染

 北部チェンライ県、メーサイ国境を密入国したタイ人女性で、新たに3名の感染が確認され、合計15名になったとのこと。


 タイチェンライ県メーサイ国境のビルマ側、タチクレの街には、タイ系の高級ホテル 1G1というものがあり、常時50~70名のタイ人がスタッフとして勤務しているとのこと。

GoogleMapから 1G1ホテル、、、外観も内装も豪華です


 これとは別にサービス業に従事する女性が約150名が在籍していているようです。


 最近、ビルマでCovit-19が蔓延し、ロックダウンとなり、ホテルの客が激減しているようで、いい儲けになると思って密出国したタイ人女性たちが、1~2週間滞在して、タイに密入国で帰国しているようです。正規に出国すればビルマ側での検疫もあるので往路は密出国。当然帰りも密入国になるわけですし、仮に正式に入国したとして14日検疫が課せられます。

(白破線の間に国境線があります)


 ビルマ-タイ国境。ビルマ側が上でタチレク、下側がタイでメーサイ。
 細かい地図で恐縮ですが、おおむね河川が国境になっていて、川幅は20mほど。


 自動車が渡る橋は2橋ほど。二つの街が向かい合っていますが、ストリートビューで見る限り、金属製の柵があるようで、「簡単には乗り越えられない」ようになっています。


 ただ、街から外れると、山間部になったり、原野になったりと、今までの経験だと、人がくぐれる程度の柵があるくらいではないかなと思います、、、。


 国境を無届で越えることそのものは重大な犯罪ですが、国境管理される前から人の移動はあったわけで、従来から、日常茶飯のように国境を越えていたのだと思います。


 現在、Covit-19で国境を越える際は14日検疫が課せられ、ビルマ人が入境しようとすると15000バーツ(4万円程度)の検疫費用を負担する必要があるようです。タイ人が正式にビルマに入境すれば、この程度の費用が掛かるのでしょう。


 現地の人は割と、罪悪感なく、隣町に行くという程度の気持ちで、Covit-19以降、「自然国境」を越えているのだと思います。現地の人が国境近辺で行き来している分には、仮に感染があっても国境地帯で押さえ込められますが(?)、今回、1G1ホテルに出向いたタイ人女性は、タイの北部/中部の広範囲なところから出稼ぎに出かけたようで、バンコクの女性は飛行機に搭乗してバンコクに戻ってきて、発症、感染が確認されています。実に迷惑な話です。