タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国内旅行 25 パヤオ孔雀の旅 ①

 パタヤ夜8時半発。3列シートのファーストクラスバスです。
 途中休憩なし、チェンマイまでの乗車時間は11時間半。使える限りの高速道路を走行しますので、ゴールド/シルバーに比べると、乗り心地は良い(はず)。


 他のクラスだと、チョンブリ県内各所で客を拾いますが、ファーストクラスは、県都チョンブリの営業所で客を乗せるだけ。車内はUSB電源がありデザリングで各タブレットを繋げネット情報を閲覧しますが、車中の周りは暗く、一通りニュースを読んでしまうとあとは寝るだけ。今回はとぎれとぎれの睡眠になりましたが、それでも7時間程度は寝たかな?という感じでチェンマイ着。

 これはGoogleマップから拝借した写真。
 チェンマイバスターミナル付近では一番大手のレンタバイク屋です。
 前回2週間前の時には、バイクがたくさん並んでいて、客も20名近く屯していて、バイクのほとんどが予約済みでした。今回前を通ると、客はゼロ、バイクもずらり。


 ブログで紹介していますが、ビルマの高級ホテルで客商売していた女性10名以上が、通常の国境を通らずに密入国(=帰国)。通常であれば14日検疫を受けるべきところ、ノーチェック。女性の多くがCocid19に感染していて、彼女らが利用したウーバーの運転手や飛行機で同乗した人たちが二次感染。女性たちの多くがチェンマイ/チェンライ出身。日系企業の中には「他県移動禁止」を指示するところもある状況下でのチェンマイ入り。


 ちなみに、よく使うバイク屋はこの向かい側。同様にいいバイクが残っており、希望の車種を借りることに成功。

 バイク屋を出てすぐのところにあるチェンマイのセンタン。上記女性らのうち、最初の女性が利用したとのことで、一時休業/全館消毒したとのこと。


 迷惑この上ないお話ではあります。

 最初に立ち寄ったのが10㎞ほどのところにある地獄寺。
 地獄寺はそこそこのボリュームがあるので、別仕立てで書きます。


 ちなみに、タイ仏教では仏さまもさることながら、修行して解脱等をした仏僧そのものを崇拝する信仰があり、ずらり並んでいるのはそれら高僧の彫像。

 その後、ダム湖にかかる吊り橋を見に行きました。この吊り橋も種々、蘊蓄がありますので別途。

 この吊り橋の経路がちょっとややこしい、、、


 Googleマップで経路選択すると、
①チェンマイからダム湖正面側にアプローチすると26.9㎞、
②山の裏側からだと76.3㎞。
 でもGoogleは裏ルートを推奨。説明書きを読むと、手前側のルートは制限が付いている道路を通るので、遠回りせよとのこと。
  
 情報がこれ以上ないので、当方はGoogleに従って、裏ルートを選択。経験的に、ダムは国防上の観点もあって、出入りが厳しく制限されていることが多く、そういった類のものかなと理解しました。


 裏ルートは、道路一部区間が掘り返されており、この道を戻るのは嫌だな、、、と思われるようなところを通って、吊り橋に到達。橋に到着して見てみると観光客が大勢、皆さん正面ルートで来た感じ。


 何か特別な許可を取って正面ルートを通ってきたのか、、、、全く不明でしたが、バイクで吊り橋を渡り、正面ルートでパヤオに向かうことにしました。途中、検問所がありましたが、特に誰何されることもなく、そのままパヤオに向かうことに。


 当初案だと、裏から侵入し、来た道を戻り、山を越えてパヤオに至る290㎞の経路でしたが、ダム湖正面から向かうと250㎞に経路短縮。しかも裏だと4桁国道、正面だと3桁国道。道路状況も格段によくなります。


 ラッキーでしたし、無事に正面ルートでダムエリアを抜けられるか確証はなかったので、現地での適切な判断でした。 

 山道を進むので、谷筋ごと各県が入り乱れており、往路はチェンマイ→チェンライ→ランパーン→パヤオと進みます。


 ここはチェンライ温泉。今年1月にラオスと接するメコン川の街チェーンセンを訪れた際、帰路、バスの中で見たところでした。


 道路際に温泉が湧いており、こちらは「卵を茹でる湯釜」。


 タイの、、、というか、タイの西、ビルマの西海岸沿いに、ユーラシアンプレートとインドオーストラリアプレートの境界があり、タイ北部では処々に温泉が湧いています。

 こちらは間欠泉。2秒程度の間隔で、大きく蒸気が吹きあがります。同時に硫黄の臭いもします。、、、とてもではありませんが、温泉に浸かるという雰囲気はありません。北部タイ人には見慣れた光景でも、バンコク等からの観光客には珍しいものであり、皆さん、記念撮影。