10月のお話
今年見そこなった、猛禽類の飛来を見ようと、「レーダーヒル」 and/or 「カオディンソー」へのバードウォッチング行を今年10-11月に計画しています。
なぜこの時期かというと、飛来が見られるのはこの時期しかないとのことだからです。
https://www.thailandtravel.or.jp/common/pdf/birdsroute.pdf
今回、途中経路にあるフアヒンまで行ったことで、計画立案での不明確さがある程度解消されたので、備忘の意味も含め以下を取りまとめ。
計画立案時に考慮すべきことは、以下の3点。
①パタヤから移動容易な場所を中継点とする
②中継点はレンタルバイクが借りられる場所
③レーダーヒル/カオディンソー最寄り地点で宿泊
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①パタヤから移動容易な場所を中継点とする
この地図を見るだけだと、中継点はチュンポンが妥当で、チュンポンへは一昨年9月に実施した「タイ南部東海岸列車の旅」で各駅列車に乗って、パタヤから1日がかりで訪れた街です。当然、特急列車に乗れば午後の早い時間帯に着けますし、バンコクからだと大型バスが頻発されています。
今回往路に利用したパタヤ→フアヒンは実は週末のみ運行されるバス便でした。これ以外だと、8時半ごろバンコクをでる特急列車に乗り継ぐ案があり、正午前後にフアヒンに到着します。ただし、タイ国鉄の特急だと事前予約が必要で、バンコクでの乗り継ぎも含めてちょっと面倒。
事前検討ではバンコク→フアヒンのバス情報が不足していて、近郊バス路線なので狭いワゴン車にギュウギュウに押し込められて急加速急減速しながら客を拾うようなものしかないと思っていました。
今回のフアヒンからの帰路、VIPバスを利用しました。「ワゴン車よりは楽」であり、時間も3時間程度で、フアヒン→バンコクが移動できました。これを利用すれば、パタヤ早朝発、フアヒン正午前後着、その後、レーダーヒル近くまでレンタルバイクでの移動という行程が浮かび上がってきます。
ただし、この案だとバスに6時間揺られた後で、フアヒン→レーダーヒル200㎞のバイク移動があるので、1日でパタヤ→レーダーヒルの移動をするのはちょっと、体に負担がかかりそう。途中、今回訪れた「カオサムロイヨッド」に立ち寄る案もあるなあ、、、と。
②中継点はレンタルバイクが借りられる場所
左)フアヒン 右)チュンポンのレンタルバイク屋
あくまでもグーグル検索の結果ですが、フアヒンであればrental Motorbikeは多数あり、実際、前回の鳥見行でも多くの店を見かけました。
対してチュンポンは、駅周辺に1カ所のみ。かつ店の状況を見ると、レストランがツアーコーディネイトするというタイによくあるスタイルで、その中の営業品目にレンタルバイクがあるというもの。
地方都市でレンタルバイクを探す手間/苦労は相当なもので、1軒しか事前検索できない街で、バイクを借りようとするのは、どうしても気が乗りません。
ということで、レンタルバイクを借りるなら、圧倒的にフアヒン有利。
③レーダーヒル/カオディンソー最寄り地点で宿泊
渡り鳥を見るポイントは2か所あり、レーダーヒルとカオディンソーです。
レーダーヒルの方が著名で、場所としては第一候補。
ただし、レーダーヒルはチュンポンからだと片道65㎞あり、毎朝往復するのはちょっと大変なので、ホテルが予約できそうな直近のレムソンビーチを観察拠点に設けることになります。
カオディンソーならチュンポンが往復可能なので、2か所の観測ポイントに行くのであれば、レムソンビーチとチュンポンに宿泊する必要があるようです。
なお、渡りが見られるのは、早朝~午前10時ごろまでなので、1日に2カ所行くのは不可能という、実に非効率な行程になります。
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上記を踏まえた、現段階での行程案。
1日目 パタヤ→バンコク→フアヒン→カオサムロイヨッド
夕方、カオサムロイヨッドで鳥を観察
2日目 カオサムロイヨッド→レムソンビーチ
朝方、カオサムロイヨッドで鳥を観察
3日目 レムソンビーチ⇔レーダーヒル
カオディンソーでの観察を加えるのなら、途中、チュンポンでの宿泊も考慮
n日目 レムソンビーチ→レーダーヒル→フアヒン→バンコク→パタヤ
レーダーヒルでの観察を8時ごろに切り上げれば、
昼過ぎのフアヒン発バスに乗車可能、パタヤ夜7時ごろ帰宅可能
なお、チュンポン発カオディンソー観察だと、フアヒンに戻り切れないので、
カオサムロイヨッドorフアヒン泊が必要となる。
ここまでまとめた時点で、「そろそろ自動車を買うべきで、自動車を買ったら全然違う行程になる」ということに気がついて、ちょっと愕然。
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