タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイは未だ、10月に海外客が戻ると計画している

 今日2月12日は春節の元日に当たる日で、今年からタイでは祝日になっています。


 昨日午後のSNSを見ていると、プーケット空港は日本人で溢れている、、、とのこと。
 金土日と3連休になるのでバンコク勤務の駐在員さんたちが大挙、プーケットに訪れているようです、、、混雑が嫌いなので、小生はパタヤ在勤です。


 でも海外から観光客が来ないと、プーケットもパタヤも青息吐息ではあり、TAT(タイ観光庁)は10/1からプーケットを海外観光客に開放するべきだ、、、と提案。
++ プーケットの医療従事者と観光労働者に優先してワクチン接種をする
++ 海外客はホテルに閉じこもる必要はなく、入国後14日滞在期間中、プーケット島内のみ自由行動できる
 するというもの。


 タイ政府のワクチン接種計画では5月までに100万人、6月から1000万人/月のペースで接種する計画とのこと。


 比較対象として、例えば、アメリカ:160万人/日、英国:43万人/日、ドイツ:12万人/日、現時点でワクチン接種がなされています。
 月1000万人というペースは日当たり33万人ですから、随分意欲的な計画ではあります。


 またこの人数は接種1回あたりだと思われるため、タイが採用したアストラゼネカ社製だと2回接種が前提なので、タイの人口6900万人、対象が成人だけだとしても、年内にワクチン投与は完了しない状況。


 上記状況なので、海外客誘致のためプーケット島だけ前倒しにしよう、、、という案が出てくるわけですね。


 ちなみに記事によると、タイでは入国者すべてに14日検疫を科していることも含め、過去6か月間にタイに入国した訪問客は、Covid-19以前の1日平均客数と同程度だとのこと。


 こういう数字を聞くと、観光業に大きく依存するタイにとって、現状がいかに悲惨な状況か、よくわかります。