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　タイでは年間100万件程度、食中毒が発生しているとのこと。
　2月末に酷暑季入りしたということで、保健当局から食中毒に気を付けろ､､､とのお達し。

注すべき料理品目としては次の10種

1　生ラープ（生肉のサラダ）
2　ヤム（生野菜等を混ぜる非加熱な料理）
3　シーフード
4　蟹肉をまぶしたチャーハン
5　カノムジーン（米麺、つけ麺タイプ）
6　野菜サラダ
7　ココナッツミルクを使った食べ物
8　パパイヤサラダ（ソムタム）
9　カオマンガイ
10　汚れた氷

1，2，3，5，6，8は主として生野菜系の食べ物ですね。
4番の蟹肉まぶしチャーハンですが、蟹肉の保存方法に問題がある、ということ？
7番のココナッツミルクは理由はよくわかりません
9番のカオマンガイですが、一般に、茹でた鳥肉を常温で店頭表示し、ここから肉をそぎをとして盛り付けしますから、加熱調理されてはいるものの、常温保存が✖との判断なのだと思われます。
10番の汚れた氷は言わずもがな。

　タイだと、飲む水についてはまあまあ衛生面で担保されているようですが、日用水は非衛生なんでしょうね､､､水道管がひび割れしていて、汚水系が流れ込んだり、浄水場で消毒がされていなかったりと。基本、水道水は飲み水ではないとの認識なのだと思います。

　市場などで見ていると、野菜が見た目が新鮮そうになるように、ジョーロで水を掛けています。その水は少なくとも飲料水には見えません。

　食べてよい食材は、調理済み、熱い、清潔だそうで、調理したての食品を熱いまま食べるだそうです。､､､まあ、日本での常識の範囲ですね。