タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ危険情報

日本外務省が海外渡航者向けに示しているもので、下記はタイ国内の地域別の危険度情報

危険な地域として色付けされているのは4か所。
① バンコク周辺 レベル1
② プレアビヒア寺院付近 レベル1
③ ソンクラ県北部 レベル2
④ ソンクラ県南部と深南3県 レベル3


 バンコクは週末を中心として、反政府デモ等が行われているため。
 このブログでは紹介していませんが、
++ 大規模であること
++ 放水車、催涙ガス、、、、と、けが人等が続出
++ 政府は集会等を禁じた非常事態宣言を継続(Covid-19のためとしていますが)


 プレアビヒア寺院はカンボジアとの国境紛争。現時点では沈静化していますが、逆に、タイ国としては紛争地域である、「タイは寺院周辺を自国領土であると考えている」と言い続けたいわけで、この辺りはタイ国としてもレベル1は望むところなのかもしれません、、、


 仮にここが紛争状態でなくなると、ビルマラオスカンボジアと長大な国境線を有していて、各地でタイ国が主張する国境線が覆される可能性があるからです。ちなみに国際司法裁判所はタイの負けを判定しています。


 そして、タイ南部のレベル2と3
『タイ南端のマレーシア国境付近の地域は、分離独立を標榜するイスラム武装勢力による襲撃・爆弾事件が頻発しているため、当該地域に危険レベル3またはレベル2を継続して発出しています。』とのこと。


 日本人は主としてバンコク、パタヤ等のあるタイ東部、チェンマイのあるタイ北部に住んでいる方が多く、タイ南部の情報が入ってくることは少ないです。
 ただタイローカルのTV番組では、爆弾とか警察や軍等の官公庁に対する襲撃事件がよく報道されています。


 例えていうと、第二次世界大戦で日本は韓国台湾を手放しましたが、タイは(うまく立ち回って、)近代になってタイが占領したタイ南部を手放すことはありませんでした。仮に、現在も日本が韓国や台湾を持っていただどうなっていたか、、、ということを想像すると、状況がよくわかるかと思います。