一般道120㎞/時、全面採用はしばらく先
片側に複数車線があって中央分離帯がある道路については、右側者車線(追い越し車線)を120㎞/時の制限速度に緩和するとのお話。
当面、4/1から、国道32号の一部区間、延長50㎞で実施されるのみとのこと。
タイで道路に交差点を作り、これを信号処理すると、必ず混乱します。よって主要道路では信号交差点は設けず、交差道路から離れた位置でUターン箇所を設けて処理します。
この場合、右側車線に車両が停止して、対向車が過ぎるのを待ってUターンするわけですが、今回の法規改正で右側車線を120㎞/時(最低速度100㎞/時)にした場合、最高速度が90㎞/時等に設定されている車両やバイクが、Uターンのために右側車線に進入することが出来なくなります。解決のためには、Uターン箇所を廃止し、別途Uターン橋を設置するなどの道路改良が必要になります。
当然、標識設置にも時間はかかるわけです。
ただし、現実的な話を言えば、バンコクから放射状に延びる主要道路は、延長100㎞~150㎞程度の間、現時点ですでに完全立体交差になっている状況(上述のようなUターン箇所はない)なので、当面、この辺りを中心に、120㎞/時化が進められていくのだろうと、思います。
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