タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国内旅行 31 マレー半島中部 ⑨

小規模橋梁(パンガー⇒トラン)

Tham Ruesi Sawan and Tham Luk Sueaという、パンガー市内の公園内の橋


 橋の高欄に建設年が記されており、タイ暦2535年(1992年)。
 デザイン的には非常にクラシカルとな印象を受けますが、平成4年の橋なんですね。

 国道沿いで見かけた橋  非常に軽やか感じの橋です。

 真っすぐなスチールパイプをアーチ状に曲げるって、面倒な作業だと思います。

トランの町 大きな市場がありましたが、閉鎖中?
やることもなく近くを散策すると、市場に沿って川が流れ歩道橋がありました。


中路トラスと呼ばれる形式です。トラス構造の中ほどに路面がある形式です。英語だとthrough。 スルーするのスルーですね。


一般に河川橋、特に都市河川の場合、洪水時に橋が水に浸からないように、下を流れる水面からの距離を確保するために、トラス桁の下面に通路を設ける下路トラス形式にします。中路トラスは珍しい形式と言えます。

女性二人が写真を撮り合っています。


 路面の位置はトラスの中央より若干上側に偏っています。手すりとしての所要高さを意識しているようです。仮に構造の中央に路面を設定すると、歩道橋の手すりとしてはちょっと高くなり、目の高さにトラス部材が来るなど、風景を楽しむことが出来なくなります。

左手前に錠前が見えていて、夜、市場が閉まると橋も閉まるのが原則のようです。


 路面は滑り止め付の薄い鋼板で出来ています。ただ、一枚前の写真と見比べると、この鋼板を下から支える部材が見えません。歩くと、ボコンボコンと大きな音がしていました。ゼロではないにしても、この薄い鋼板を下から支持する部材は非常に貧弱なんだと思います、、、現地では未確認。


 女の子は路面に腰を下ろしていますが、タイらしい風景ではあります。