タイ国内旅行11 タイ南部東海岸列車の旅⑨
沿線の街をみると小さな集落だと仏教寺院とモスクが両方あるところは少なく、住み分けしているようですが、街の市場では分け隔てなく混在しています。
車窓からは取りに来る人がいなくて真っ赤に熟れたマンゴスチンやロンガンが無数に生っていて、飢えには苦しまない土地ではあると思います。
他方、南部一般に、ヤシとかゴムという大資本の農園は数多くありますが、水田は少なく、農民は農園で働いて食べる米を買うという生活で、現金生活を送らざるを得ず、統計では北部東北部に比べ、南部の月収は2割程度高めですが、生活は厳しいのかも。
この区間は鉄道工事は行っていないので徐行箇所はわずか。橋の手前で20kmの最徐行、塗り替え塗装中。
よく見ると赤いマンゴスチンが生っています
こちらはロンガン、写真の写りが悪く、どれがどれだか、、、
市場で見かけたマンゴスチンとロンガン
皮をむいて食べれば、ライチみたいな感じ
駅の祈祷室
標準的に設置されているものではありません
奥はあまり見かけない感じのモスク
これもモスク?って感じです
パッタニーとヤラーの境の川に架かる橋
再塗装中、足場はなんというか、パイプのみ
切土箇所の背面側を切って広げたもの
災害時のヤードになるし、切土箇所が減って法面災害や立木倒れのリスクも軽減
ムスリムの物もらい
ハートヤイ~スンガイコーロック間でやっていましたから、往復料金以上はかせげるのでしょうね。タンブンはタイ仏教の文化ですがイスラムにもあるのでしょうか
列車が降りる駅に近づくと、降りる人は数分前、時に一駅前から出口付近に移動します。
客車タイプで乗降口は狭く、隙間があったら乗り込んで来る客がいて降りられなくなるからです。
宮脇俊三さんの本だったかに、特急列車の楽しみとして、対向側の時刻表を開き、すれ違い時間を予測する、というのがありました。
バンコクからの列車は2時間遅れ、近くからのはあまり遅れない、そのうち特急に抜かれるなど、各停列車の旅もなかなか楽しいものです。
実際のことを言うと、列車は遅延遅延の連続で、いったいどこまで遅れるのだろうかと、確認しているのに過ぎないのですけど。











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