タイ国内旅行11 タイ南部東海岸列車の旅⑪
最終日のメインはパダンベサール国境までの往復。切符は前日に購入済みなので、7時半発に合わせゆったりと駅に向かう途中、美味そうな中華屋を見つけ、朝食。結局、昼食もここで食べることに。
国境までは45km片道約1時間の列車往復という行程です。
チョット慌てたのは、パダンベサール駅は二つあるということ。パダンベサールの街の真ん中を国境線が通っており、列車はパダンベサール(タイ)駅を過ぎるとそのままマレーシア側パダンベサール駅に行ってしまうということ。この間、タイ側での出国管理はありません。両駅間2分間です。
時間もあるし、マレーシア入国を経てタイに戻ってもビザも問題ないので、ちょっと悩みましたが、予定通りタイ側で下車。国境まで徒歩10分、列車用のゲートからマレーシア側を覗き込み、駅で1時間半待って、往路と同じ列車でハートヤイへ戻りました。
ハートヤイ最終日の朝食は肉骨茶(バクテー)
豚のげんこつ、あばら骨、内臓を八角が入った中国茶で煮たものです。実離れがよく、軟骨はガリっと噛み砕きながら。揚げパンには甘い味噌みたいなものが付いてきて、ジャムのようにして食べると美味でした。
ハートヤイ最終日の昼はオーソドックスにカオマンガイ。
茹でた鶏肉に日本でいうと和風ドレッシングみたいなものが掛かっていて、これはこれで美味。タレはすり潰していない醤油ダレで、辛からずこれまた美味。
朝のお勘定のおばさんは中国語しか話せないらしく、小生の「ベンパーサータイ」(タイ語でお話しください)も不発。財布から、OKといわれるまで一枚一枚紙幣を出してお勘定。
朝は右から入って肉骨茶、昼は左から入ってカオマンガイ。
一般に、ハートヤイはマレーシアからの観光客が多いようで、小生を見ても、タイ人は「マレーシアから来たのか?」と。
よく見ると、行きの切符はパダンベサール行きとなっていて、マレーシア側までの切符になっています。復路はパダンベサール(タイ)からの乗車なので、3Bほど安くなっていました。
不思議なことに、往路復路とも車掌の検札はありませんでした。普通、列車出発とともに切符を確認に来るのですが。
見た目普通列車ですが、特急扱いです。
小生と間違えて下車してしまったファラン2名以外はすべて、国境駅で降りず、マレーシア直行です。まあ、国境見たさに行く人なんて誰もいません。
一旦躊躇して、慌てて下車。左カーブの先がマレーシアです。出国管理もなく、列車はそのままマレーシアへ。
ちなみに、列車の乗り入れはタイ側からのみ。∵電化されたマレーシア車両は非電化のタイ側を走行できないため。
同じ駅名ですが、一応遠慮して(タイ)の添え書き。きっとマレーシア側は(マレーシア)って書いてあるのでしょう。
タイ側から覗いたマレーシア側。国境緩衝地帯はなく、柵の向こうは、見た目そのままマレーシア。
マレーシア側で線路は右カーブして、先ほどの列車はマレーシア側パダンベザール駅に停車中。
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