タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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ガロア理論 関連書籍

日本から本が届いて、さてどうするかと、思案中。
 本はガロア理論についてのもの2冊。
 「ガロア理論の頂を踏む」を買おうとamazonjpを見ていたところ、「図解と実例と論理で、今度こそわかるガロア理論」という本があり、最終的には前者を読解することが目標ながら、後者で概要をサクッと「わかってしまおう」と、2冊購入。

左の本は数学好きの中では結構著名なもの。数Ⅲまでの高校数学のレベルでガロアが理解できるように書いてある、とは言われています。パラパラと中を見ましたが、確かに、大学受験の参考書のような書き方ではありました。
 右の本の著者、鈴木智秀氏は都立高校の数学教師で、Youtubeでガロア理論を検索すると、氏の多くのガロア理論教材が出てきます。ガロア理論とは何ぞやと思い、お手軽にYoutubeで理解してしまおうと氏の教材を観ています。わからないながら、ガロア理論の面白さを知ったのは、氏の教材からでした。

ガロア、エヴァリスト・ガロアは1811年生まれ。1832年、決闘で20歳の若さで死んでしまいました。10代の彼がいかに現代数学に大きな影響を与えたかは、下記wikiを参照してください。
エヴァリスト・ガロア - Wikipedia

これは左側の本の帯にある本書の肝。
「方程式(⒳=0の解が根号で表せる」⇔「方程式(⒳=0のガロア群が可解群である」
 本書を読めばこれが理解できるとのこと。まあ、人生にとって、大きな意味があることとは思えませんが、未だ踏んでいない山のピークがあれば、登ってみたいと思います。

ガロアの功績というか、簡単な事例としては、「5次方程式は代数的に解けない」ということを簡単な形で証明したことです。
 写真は右の本の概要に書いてある、「本書のゴール」。
 2次方程式の解の公式は高校で習います。3次方程式はカルダノの公式、4次方程式はフェラーリの公式があります。でも5次方程式の解の公式はありません。すなわち、5次方程式はガロア群が可解群ではないんですよね、、、だから何だって、言われるかもしれませんが、本書を読めばこれが分かります(分かるはずです)。