写真の現像
写真の現像って、「死語」じゃないかと思っていました。
フィルムを現像して印画紙に焼付ける、、、どこまでを現像っていうか、正確にはわかりませんが、中学生の時、学校の理科室の暗室で、白黒フィルムを現像したり、小さなプラスチック桶みたいな現像セットを購入して、天体写真を現像したりもしていました。
今、デジタルカメラになって、代表的なところだとJPGで出力されるわけです。
簡単な色調整とかトリミングは、Windowsのフォトアプリで出来るわけです、、、
このアプリ上での調整のことを「現像」というそうです。
AIを使った現像ができる、Luminar AIというソフトウェアを購入したので、昨日、ざっくりとためし現像、、、
何がAIかというと、人間がフォトアプリで、明るさとか色調、トリミングをする作業を、プロフェッショナルなカメラマンが作業した結果をAIが学んで、ボタンを押せば一揃い実行してくれるというものです。いくつかのパターンがあり、どれを選ぶかはその人のセンス。
以下の写真、muragonに載せるため画素数を落としています。このため、成果のほどはちょっと見えにくくなっています、、、
元写真
Luminar AIで編集後。
背景の緑と鳥のコントラストが強く出るよう調整されています。
下腹の細かい羽根が、より一本一本見えるようになっています。羽のメリハリも付いています。
またトリミングもちょっと右に寄せています。
元写真
Luminar AIで編集後。
これもコントラストを付けて、より鳥がくっきりと見えるように調整しています。
尾羽根の黄色と黒の接続部当たり、1本1本が鮮やかになっています。
元写真 鵜がエビを捕まえたところ
Luminar AIで編集後。
波が生き生きしていて、躍動感が増えました。エビのアシもくっきりと。
要らないところもトリミング。
これらの作業を改変といってしまえばそれまでです。ただし、デジカメで撮った元の写真が、自然を写し取ったものかというと、かならずしもそうではありません。
野鳥の撮影だと、暗がりで画面が暗くなってしまったり、陽の光が強すぎて「白飛び」してしまい細かい濃淡が消えてしまったり、、、と。
最後の最後は、撮影者が満足するかどうかということと、見た人がどちらに感銘を受けるかなんだと思います。






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