タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

Royal Ploughing Day 農耕祭

 昨日、5月10日はRoyal Ploughing Day、農耕祭で公務員はお休みです。
 何度か書きましたが、タイの祝日は公務員が休める日なので、イミグレとか陸運局などはお休みになります、、、民間は適宜、自分たちの判断で会社を休みにしたり働く日にしたりしています。ちなみに、わがコンドミニアムは祝日のため、サービスが低下する旨の貼り紙があります。


 Royalは「王の」。Ploughは「鋤(すき)」という意味でing付きで、「土を耕す」となります。

https://twitter.com/ASEAN/status/1391619024530952193

https://web.facebook.com/nbtworld/photos/a.10151714100817050/10157999923157050


 農耕祭は、5月の作物の作付けシーズン始まりに行われるタイ王室による田植え儀式。
 毎年バンコクの王宮前広場で行われます。行事は王室臨席で行われ、タイ中の農民が祝福を受ける式典の日で農民の日として祝われているようです。


 日本でも宮中で、田植え式が行われているようですが、少なくともTVニュースにのるような感じで一般には公開されてはいません。一方タイでは、一般の国民の見物が許されているようです。


 王宮前広場で行われる儀式は、赤と金の布をまとった聖なる白牛2頭が王宮前広場を9周します。お盆に乗せた玄米、とうもろこし、豆、ゴマ、草、水、酒の7種類から何を選ぶかによって、その年の作物の出来を占い、牛が選んだ作物が豊作になるとのこと。


 暦を取り扱うのは国王の専権のようで、国王が豊作を祈る儀式を行って、さあこれから作付けをしろと、作付けのタイミングを民に教えているわけですね。