Covid-19第3波、タイの現状
上のグラフ、左がパタヤのあるチョンブリ県の状況、右が全国/バンコク/チョンブリ県の比較になっています。
右のグラフを見ると、青が全国の日当たり感染者数ですが、2000人程度で推移しているという感じでしょうか。一方、バンコクですが、一時期1500人/日を越えましたが、現在では500-1000人当たりで推移しています。
全国とバンコクのグラフの形を見ると、ベースは違うにしても、同じような形になっています。バンコクは全国で一番人口の多い都県ですし、一言でいえばクラスターの巣窟なので、バンコクのどこかの市場、スラム街で集団発生が発見されると値は大きく跳ね上がり、その地区で撲滅が完了すると、グラフは下がるという繰り返しのようです。
「全国」マイナス「バンコク」は現時点でおよそ1000人程度。
バンコクと各地方との交通は自主規制され、バンコクからの拡散は抑えられていますので、時間の経過とともに感染者は減少していくのでしょうが、、、、
最初の頃は、バーやクラブ、カラオケなど遊興施設でのクラスターでした。現時点では基本遊興施設は閉鎖になっていますが、闇で開店している店も多いらしく、また田舎だと、祝儀不祝儀での宴会はつきものであり、警察の取り締まりもないようなものなので、感染者が目に見えて減るという状況には見えません。
左のグラフはパタヤのあるチョンブリ県の状況。
青が日当たりの感染者数で、このところ二けたに納まっており、上下変動はあるものの何となく収束に向かっているように見えます。
太いオレンジ色の線が、行政が設置した収容施設での収容者数の変化です。一時期1650人を超え、もう収容する場所がないという報道もありましたが、現時点でピークは過ぎた感があります。陽性判明から2週間、収容者は滞在しますので、すぐにゼロになることはありませんが、収容場所がないという状況は解消されそうです。
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