タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

報道、先走りしすぎ?

 報道というよりは、このお話の元となった「観光大臣」さんが自分の希望も込めておっしゃっているだけなんじゃないかな、、、観光大臣さんとしてはそれがお仕事なのでしょうが、未確定情報に右往左往する人もいるんじゃないかな、、、

 10月1日からパタヤ、チャアム、フアヒン、チェンマイを海外開放
 10月15日からプーケット/サムイ島で最低7日宿泊すれば、23県(都市)に移動できる
 11月からバンコクが海外開放


 なお報道によっては、チャアム(ペチャブリ)は検討段階とのこと。チャアムはホアヒンに隣接したペチャブリ県の海浜リゾートです。


 実際問題として、観光大臣がどう発言したとしても、入国に関しては、現時点で入国許可書を受ける必要があり、第一段階でビザと保険がチェックされ、第二段階で航空券と宿泊施設の承認を受けることになります。


 10/1から開放されると上記で言われている4都市だと、パタヤ/チャアム/フアヒンはスワンナプーム空港in、チェンマイはチェンマイ空港inです。
 現時点でチェンマイ空港に国際便は飛んでいません。またスワンナプーム空港での国内乗り継ぎも認められていませんので、チェンマイが開放されても一般客が海外からチェンマイに行く手段はありません。、、、、多分、チェンマイが海外開放されたとしても、当分の間は中国からのチャーター便じゃないかな?と思います。
 入国許可書には「代理店経由」という項目もあり、代理店がチャーター便で旅行客を募って海外開放が承認されると同時に、許可書を一括承認するという裏技もありそうです。


 ではパタヤ/チャアム/フアヒンは可能なのか?ですが、現時点で開放プランはまだ政府承認を受けていないので、ASQ(検疫ホテル)なのかSHA+(政府基準を満たすホテル)なのか、またその宿泊日数も未決なので、予約ができず、当然、ホテル側からの提供プランもまだありません。9月末くらいにぎりぎり詳細が発表されたとして、実際に稼働し始めるのは10月中旬以降のような感じでしょう。


 またプーケット、サムイに7日間滞在したらその後23都市に移動できるという案も、ではどうやって移動するの?隔離されたハイヤーor一般客と混在する飛行機? 途中で客が脱走したらどうなるの? など、具体的な方策が一切明示されていないので、潜在利用者としてどういう案なのか想像することも難しいものとなっています。


 そもそも海外開放の条件である住民のワクチン7割以上も、期限までに達成できるかどうかも先が見通せない状況なので、実現できても半分程度?とは思っています。