今日は、直線距離であれば50㎞程度のナコンラチャシーマまで行く旅程ですが、ぐるっと150㎞以上の大回りをしていきます。
　今日訪れる場所は、昨日に引き続きピマーイ遺跡→プラサートヒンパノムワン遺跡→地獄寺ワットパラックロイ→世界最大のガーネシア：ワットバンライ→タイ最古の涅槃像､､､と、クメール遺跡、色物の仏教寺院、盛りだくさんです。

朝のピマーイ神殿。

左から赤砂岩、ラテライト、白砂岩。白砂岩が最も古く、他の二つは100年後の作。質感がまったく違うものが出来ているわけで、好みの変化なのか、宗教観の違いか。

写真と分かりづらいですが、窓枠は白砂岩、壁と屋根は赤砂岩、土台は茶色のラテライト。出来たときは、赤白のコントラストが鮮やかだったでしょう。

国道2号。年末年始の帰省で、下りは大渋滞。上りガラガラ。明日はパタヤへ戻りますが、基本、上りなので道は空いているはず。

パノムワン遺跡。前室はほぼ旧来のものっぽく、主塔の上半分は新造。古い材料はごくわずかしか使っていません。周辺には主塔の一部であろうと思われるものが大量にあり、これらをなぜ使わなかったか、残念。

ワットパラックロイ　寺中、コンクリート塑像だらけ　

全体の1割が大人しめの像

ここからが本番、地獄寺区画。ピー(精霊) が地獄の入り口に立っています

こちらは男のピー

10B入れると音楽が鳴りガイコツが踊り出すはず、、、動くのは1体のみ。電動じかけのタンブン装置は20台近くあり、寺のあちこちから音楽が鳴り響きます。今日は日曜なので大勢が見学。みんな最初の2、3回は動くと信じて10B入れるようですが、故障だらけで音楽は鳴れど人形は動かないのでそれ以降はタンブンしなくなります。

因果応報がテーマみたいで、鳥貝蟹牛、、、人間が食べているものに食べられていたり、これはバイクが人を殺していたりと。写真はいっぱい撮りましたが、いささか食傷気味なので。