「世界で最も富裕なサッカープレーヤーが、タイでプレーするようになった」という記事
を読んで、往年の名選手がタイの金持ちチームに買われてやってきたのかと思いました。

　話は全然違うようです。

　ブルネイのスルタンの甥で200億ドルの相続人である人物が、パタヤのあるチョンブリ県
をベースにするチョンブリFCに選手登録されたとのこと。
　ブルネイは連邦王国で、各地のスルタン（＝王様）が持ち回りで国家元首を務める国。
　宗教指導者であり大地主なので金を持っているわけです。

　この選手、12月に契約しましたが、なぜか1か月は出場できず、最近、ちょぼちょぼと出
場しているようです。

　ただ、ボルネオ速報というスルタンの息のかかった地元地方紙では、タイで大活躍と絶賛
されているようです､､､
　金持ち坊やの趣味に、タイが付き合っているということなのでしょう。