ビルマ政府軍とカレン反政府勢力との戦いが進行中のビルマ国境に近いタイ・ターク県の
学校が青く塗り直され、巨大なタイの国旗が掲げられています。遠くから見えるために。

　新しい配色と旗は、タイ国境近くのカレン反乱軍キャンプを爆撃中に、ビルマ空軍の
MiG-29が同地区のタイ空域に短時間侵入したために急遽、整備したものです。
　侵入はタイの2つの村の住民の間でパニックを引き起こしました。
　学校で空襲に対する訓練が行われているとのことで、写真はそのときのもの。

　ビルマ対岸の地区とは細い川を挟んだだけなので、住民相互は互いに行き来しており、
タイ側から食料等が持ち運ばれているようです､､､多分、国境が設定される以前も以後も、
おたがい親戚のような感じで行き来しているのでしょう。､､､タイ国内法上は問題ですけどね。

　このビルマ空軍機の越境に対して、タイ空軍がどう対応したのか、議会でも問題になっているようで、下院軍事委員会が首相と、タイ空軍司令官を召喚するとのこと。

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　こんな感じで戦争が続いている限り、ビルマの世界遺産を巡る旅は、難しそうですね。
　たとえ安全が確保されていたとしても、国民に支持されない軍事政権が、国民を空爆して
いるわけで、ビルマ旅行に費やした幾ばくかが、軍事政権の懐に入るのは、嫌ですので。