散骨
お盆も近づいたので。
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インドでは火葬にした後、灰を川に流す…
私自身インドには、個人旅行で2回、社命の出張で2-3回?、行きました。
インドで直接、火葬の場に立ち会ったことはありません。
インドに行って火葬の風景を見るのが、インドにハマった人の通常ルートですが、
私自身はインド建築に興味があっただけなので、火葬まで見ることはありませんでした。
ただ、インドであるいはインド寺院で墓場を見たことはありませんし、遺体を焼いた灰を
川に流すという写真は数多く見ていますので、墓など作らず、灰は流すだけというのが、
仏教が成立したインドでの状況、、、ということは理解しているつもりです。
上記の方は、墓を建て位牌を作ることは、「儒教の祖霊観の影響を濃厚に受けて変容した
仏教習俗である」としていますが、そうなんでしょう、、、もともと孔子が作り上げたという
儒教は葬式をどう執り行うかという葬祭のしきたりをまとめたものなので。
中国で、あるいは日本で、仏教が儒教と結びつくことにより、いわゆる葬式仏教が出来たわけですね。
仏教国タイでは現状どうなっているかというと、一般論として、いわゆるタイ人は火葬
します。中華系の方は土葬です。
タイ人はコンクリートで作った石塔や寺院の壁などに骨を埋め込み、お墓のようなものを
作る場合もあるようですが、一般には焼いた骨はゴミ扱いになるか、最近では海や大河川に
散骨しているようです。
結局、タイ人と言っても、インドシナ半島という名前が示す通り、インド系と中華系が
混じった人たちなので、自分たちのアイデンティをどこに置くかで、死後、遺体をどう扱う
かは、人それぞれ、あるいは家族で違うようです。
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