タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

望遠鏡微改造

 今までは、本当に何気なく、自宅に望遠鏡セットが来た時点で組んだ最初の設定で、
星空を見ていました。


 三脚を最大限伸ばして組むと、ファインダーなり接眼鏡で望遠鏡を覗き込む時、
ムリな姿勢にならず、ほぼ立ったままの姿勢で、星が確認できました。
 4月からだから4か月ほど、この状態で使っていました。

 今朝、いろいろと試行錯誤して、今日のところの暫定解はコレ。
 三脚の長さを24㎝短くしました。


 昨晩、望遠鏡位置で膝を屈伸すると天頂方向の星の見え方が随分と違いました。
 バルコニーの庇に掛かり、天頂方向が見えません。
 天体の導入は自動に行われますが、???と思うと望遠鏡が庇に掛かり、「ああまだ見え
ないのだ」と。


 星は日周運動で廻っているので、仮に天頂方向が見えなくても、時間が経てば西方向に
沈むので大きな問題ではありませんが、天頂方向の方が大気の厚さが薄いので、星像は良く
なります。


 結局、この改造で、従前は仰角60度までしか見えなかったものが、仰角66度に改善。
 たった6度いえば6度、6度も思えば、6度も視野が改善されました。


 この変更には代償もあり、
① 三脚の張り幅が狭くなるので倒れやすくなります。多少動かしても倒れることはあり
ませんが、移動時にはバランスに気を付ける必要があります。
② ファインダーは覗き込みにくくなります。自動導入でありファインダーを使うのは
最初のセッティングの時だけですが、この時にはちょっと無理な体勢になります。

 メーカー推奨値だと、重量5㎏までの望遠鏡であれば、自動追尾機能は問題ないとされて
おり、購入当初からウェイト棒だけは付けていました。水平方向に回転させるとき、
ウェイト棒を持つと楽だったので。


 カメラが大型化して図心がズレ気味なのは気になっていたので、カウンターウェイトを付けることにしました。平面的な図心は改善されましたが、かえってトップヘビーになったので、どっちがいいのかは?