タイ首相職務権限停止
タイの首相が職務権限を停止したというところまでは、日本でも報道されています。
では停止されてから何がどうなるのか?というところですが、
① 憲法裁判所は野党勢力から提出された首相の任期は尽きているという上訴に対して、
5対4で首相の職務権限を暫定的に停止すると決定。
② 現在、プラウィット・ウォンスワン副首相が首相代行として職務を継承しています。
③ 論点は主として首相任期=8年は憲法で定められたものですが、8年目の起点として、
・現首相がクーデタで暫定首相になった2014年時点
・現憲法が成立し、現首相が正式に首相に就任した2017年時点
のいずれか?が議論となっている。
④ 憲法裁判所は、内閣/政府に対して、反論を提出するよう求めているようで、
憲法裁判所が判断を示すのは最低でも1か月後、であるとか。

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