タイ東北部、マハサラカム県のレストランでのこと。

　あるレストランに毎日立寄るキーフォルダー売りがいて、客が買う買わないは頓着なく、品をテーブルに並べ、客に買うように懇願します。

　流行っているレストランに物売りが立ち入ること自体、タイではごく普通で、客も店も、
それらを追い払うことはありません。

　今回のキーフォルダー売りは、客が興味ないそぶりをしても、床に膝を付き、
両手を顔の前で合わせて、仏像を拝むように懇願しているそうです。

　その懇願ぶりが動画サイトに投稿されて話題になっているということのようです。

　投稿者は、
　私は学生で自由にできる金が少ない。
　食事をとるのも節約しているのに、毎度毎度、懇願されている。
　それを無下に断ることで、自分が何か悪いことをしているような気分である。
　非常に迷惑しているので、役所にも訴え出たのだが､､､とのこと。

　役所曰く、タイ人ではなく、近隣国からの外国人の可能性もある､､､
　記事はそこで終わっており、どのような対応が取られたかは不明。

　外国人がタイ国内で不当に金を得る行為（乞食も含め）は違法であり、
　仮に外国人であれば、強制退去なりの刑罰が科せられるはずではあります。

　往々にして彼らは小金を貯め込んでおり、喜捨するタイ人より裕福な場合が多いです。