タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

ワイン発酵完了

今年3回目のワイン自炊ですが、昨年からだと5回目くらいの自炊になります。
 4/10(金)に仕込みを完了。仕込みといってもぶどうジュースに砂糖とイースト菌を入れるだけですけど。仕込み終わって数十分後から、ポコポコCo2が出てきて、すぐに全開モード。ボトルの上に取付けたエアロックで水の泡が左右に動くことにより、活動度が目に見えるのですが、1分間に40回以上、ポコポコというよりボコボコという感じで発酵。
 4/11(土)の午前中くらいまではポコポコ発酵していましたが、ペースはぐんと落ち、1分間20回程度。夕方にはポコッ、ポコッと思いだしたころ泡が出ていき、4/12(日)、本日、もう泡を押し出す力が無くなったようです。

当初の糖度は計算上20重量%。本日の朝時点で糖度計で計測すると糖度は5.8度となっていたため、(20-5.8)÷2=7.1%のアルコールが発酵により生み出された計算になります。
 下の表に従えば、甘口ワインがアルコール度数 6~12%とあるので、甘口ワインの下限値くらい、ワインと呼べる程度のアルコール度数となっていることが分かります。

ワインの平均的なアルコール度数は?他のお酒と徹底比較 シエル・エ・ヴァン | プレゼント専門!スペシャルワインギフト | シエル・エ・ヴァン


糖度計では5.8%まだ糖分が残存していることになり、下のグラフで見れば、ワインとして3~4倍、糖質が残った形になっています…アルコールが薄いということと、糖分が多いということで、随分と甘めのワインとなっているのかな、と思います。

ワインは低糖質だった! ポリフェノールだけじゃない、これだけの効能 (3ページ目):ホントはどうなの? ワインと健康:日経Gooday(グッデイ)


 今までの経験上、一旦発酵が止まったワインに、追加でイースト菌を入れても、発酵は再開しません、、、今回のように、糖分が残っていてもです。
 当初から糖分を多めに入れても、同様に発酵は止まり、この時の最終糖分量は初期値の糖分が多めのため、10%近い糖分量で発酵が止まってしまい、残存糖分量が非常に高めのワインに仕上がってしまいます。


 日本には酒税法があり、上記で書いたような「高濃度アルコールのワイン」製造は違法になります。このような状況から、適切な日本語文献がない/探せないという課題があります。また海外ではワイン自炊は一般的なものですが、ぶどうジュースからではなく、ブドウから作るのが一般的のようで、ジュースから作る指南書を探しきれていません。


 今回、スタートの糖分量を20%くらいにし、結果、残存糖分量は6%程度。この辺のバランスは試行錯誤していかないと駄目なようです。
 
 できたワイン原酒は、冷蔵庫に入れて発酵を止め、澱が沈むのを待ちます、、、