タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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ビザ自動延長の危うい点

 昨日、上記のように、現在4/30まで認められているビザの自動延長が7/30まで同様の措置となると発表されました。
 3/26以降に滞在許可が切れる外国人に対して、ビザの更新作業を行うことなく、ビザが付与されるというものです。


 正式な和訳は日本大使館から送付されるものを読むとして、以下は、4/30まで延長された際に、大使館から送付されたものの中から「気になる点」を抜き出しています。


①仏暦2563年(西暦2020年)3月26日から4月30日までの当面の期間、王国で滞在する許可の期間を延長する。
②国境検問所が通常の通行を再開した日から起算して7日以内に出国せしめる。右措置の終了後は、法規を厳格に適用する。
 ①によれば期限は「4/30までの当面の期間」となっています。また②によれば「国境検問所が再開した後7日以内」とあります。


 今回、7/30までになるわけですが、上記と読み合せると、7/30まで無条件にビザが延長されるのではなく、あくまでも「国境検問所が通常」になるまでの期間で、7/30以前にビザ期限が切れることもあると、理解すべきだと思います。


 そして、国境検問所が通常に戻ったのち、7日以内にタイを出るか、ビザを延長しない限り、不法滞在になるということに、注意するべきだと思います。


 タイのことですから、世情が混乱すれば、また臨機の対応が取られるのでしょうが、
① タイ発着便は現在、大幅に減便されている。タイの国境が通常の通行を再開したからといって、通常程度の便数まで航空便が元に戻るわけではない。
② 日本パスポートの場合、30日ノービザ入国が許可されていて、申請すれば+30日のビザ延長が許可される、、、(が、それ以上のビザ延長は困難、原則最大60日間)。だから、国境再開後、ビザを延長できる保証は全くない。


 国境再開後の大混乱が容易に想像できます。