滞留外国人
英国女性のバックパッカーがチェンマイ空港に1週間、泊まり込んでいて、説得の末、市内のゲストハウスに移動したとのこと。
女性はチェンマイ空港に到着し、バンコク経由南部スラタニ―に移動しようとしていたところ、予定の飛行機が運航停止、代替えチケットを購入する金もなく(ただし、南部で遊ぶ金は残している)、母国イギリスに連絡するも母国もロックダウン、母国からの送金を空港で待つことを選び、空港職員の説得を聞かず、空港で泊まり込み、職員から水と食料の提供されていたとのこと。
と、ここまで記事をまとめて、大いに疑問がわきました。
① タイは4/4以降、国際便の離発着を禁止。この女性はどうやって空港に来たの?
② 4/3以前も、タイにはWP所有者のみが入国可であり、どうやって入国できたの?
彼女が空港に到着した1週間前、4/14には、タイの空路は完全に閉鎖されていたはずであり、空路でチェンマイに到着した直後から、空港で寝泊まりしていたわけではなく、バックパッカー等でもタイに入国できた3月以前から、チェンマイ/メーホンソン辺り、あるいは隣接ミャンマー/ラオスに滞在していたものと思われ、タイ北部に飽きて南部に移動しようとして、飛行機がキャンセルされていた、持ち金も尽いた、、ということなのだろうと判断するのが一番合理的。
この記事はニュートラルにまとめれていますが、「バックパッカーがスラタニ―に行く」というのを読んだ多くの人が、ああ「島で葉っぱを吸う」のねと、思うわけです。
スラタニ―はパガンやサムイの玄関口。バックパッカーが島に渡って良からぬことをするのだろうと、少なくとも私はこの記事から読み取ります。
この時期だから新聞ネタになったわけですが、金が無くなったバックパッカーが公共施設で許可なく寝泊まりしていた、、、というごくありふれた記事であることが分かります。
でも「なんで説得なの?」。公共の場に不法滞在、十分、犯罪なのでは、と思うばかり。どこまでタイに迷惑をかけるのだ。
同様の話が南部でも。
南部の観光地クラビで、長逗留で宿代が無くなったロシア人カップルが、山に入り込み洞窟で1週間テント生活をしていたのを地元のタイ人が見つけ、警察に通報。
ロシア人たちは「Covid-19の状況が改善されるまで、今のロシアに帰るつもりはない」と言っているとのことで、ロシア大使館に連絡したとのこと。
これまた、どこまでタイに迷惑をかけるのだ、、、と思うばかり。
ともあれ、日本でもこういう滞留外国人が、そのうちに大量発生するのでは?
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