タイ全土に広がる自粛の波。

　大晦日、タイの安宿街、不良外国人の集結するバンコクカオサンロードでの年越しカウントダウンイベントは中止になったとのこと。

　継承第2位の王女の容体はあくまでも「安定」であり、臣民が年末年始の浮かれ騒ぎを自粛する必要はないし、政府中枢からそういう指示は一切出ていないものの、下のものが忖度してひたひたと自粛の連鎖が続いています。

 

　先日は教育省から、学校関係者に向けて年末年始の懇親会を自粛するように指示がありました。そして今日は、「先日の通達は指示ではなくあくまでも要請、示唆」だと。
　自粛指示がきついと、選挙も近づいており臣民からの反発もあり、政府首脳としては強制は嫌っているようです。

　そういった中、カオサンで浮かれ騒ぐのは不良外国人なので、この辺は従来からも顰蹙の目で見られていたこともあり、バッサリと中止措置。

　パタヤでもカウントダウン花火の開催は中止になりましたので、年末年始、パタヤにいる必要もないのでどっかに行ってもいいのかな、とも。