タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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タイ首相が次期首相候補として立候補

 タイの現首相、プラユット陸軍大将が、次期選挙に首相候補として出馬するとし、the United Thai Nation (Ruam Thai Sang Chart)党の総決起集会に参加したとのこと。


 タイは基本政党選挙で、政党が首相候補を擁立し離合集散して内閣を組織します。
 連合した後には各首相候補者たちが主要閣僚に名を列ねることになります。


 また政党は25議席以上獲得しないと、選挙後の首相選挙に候補者を出せないようなので、総選挙後に離合集散するにしても、まずは政党として最低でも25議席確保する必要があるようです。


 タイでは有力な政党があるにしても、選挙ごとに政党が出来、、、日本も同じかもしれませんが、、、また地域政党、例えば日本で言えば九州を取りまとめてできた政党もあり、私自身ほとんど理解できていません。
 また軍隊系、警察系、新興財閥系、地域政党、、、と入り組んでおり、必ずしも第一党の首相候補が首相になるわけでもありません。


 タイは1932年の立憲革命以来19回のクーデタがあり、うち12回は成功し政権が交代しています。選挙という民主的な制度がありながらも、機能していないわけです。
 幸い、2014年以来クーデタは起きていません。クーデタがおきるとCovid-19並みに海外渡航が制限されたり不自由になるので、我々選挙権を持っていない人間にも大きな影響があるので、なるべく平和裏に次の首相が決まってもらいたいものと思っています。